【更新】狂犬病の患者国内で死亡を確認。

【更新】
2020年6月13日、狂犬病の外国人患者国内で14年ぶりに発症を確認。
愛知県豊橋市によると、死亡したのは静岡市在住の30代の男性です。
昨年9月ごろにフィリピンで犬に左足首をかまれたとして、今年5月18日に医療機関を受診し、国内で14年ぶりの狂犬病発症が確認されました。
<5月23日投稿記事>
2020年、愛知県豊橋市は5月22日、フィリピンから来日した外国籍の男性が狂犬病を発症したことを確認したと発表した。男性は2019年9月にフィリピンで犬に咬まれたことがあり、その際に感染したとみられる。狂犬病の発症が国内で確認されたのは2006年以来、14年ぶりとなる。
 狂犬病ウイルスは、犬だけでなく猫やコウモリなどのウイルス保有動物に咬まれることで、咬傷から唾液を介してヒトの体内に侵入する。咬傷付近の筋肉から神経末端に入り、中枢神経を通り脳に到達。脳で増殖したウイルスは、再び神経系を経由して別の組織に広がる。感染から発症までの潜伏期間は通常1~3カ月程度だが、1年を超える例も報告されている。今回の症例は9月の咬傷が原因だとすれば、潜伏期間は約8カ月と考えられる。
 狂犬病の初期には、発熱、頭痛、倦怠感などのほか、咬傷部位の疼痛やその周囲の知覚異常、筋攣縮といった症状が見られる。脳で増殖したウイルスによる炎症が進行すると、錯乱や幻覚といった精神症状を引き起こす。また、水を飲んだり冷風に当たることで咽頭などの痙攣を生じるため、水や風を極端に恐れるようになる恐水・恐風症状を呈するのも特徴的。その後、昏睡状態から呼吸停止により死に至る。狂犬病は一度発症してしまうと有効な治療法がなく、ほぼ100%の患者が死亡する。
(日経メディカルから引用)

NHKニュース
(記事を読むには下記をクリックしてください)
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<下記から2019年5月の掲載記事になります>

2019年 フィリピン旅行中に保護した子犬から狂犬病感染 ノルウェー人女性が死亡記事
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↑記事を読むには上記をクリックしてください。


ノルウェーの西海岸に位置するホルダラン出身のビルギッタ・カレスタッドさん(Birgitte Kallestad、24)はフィリピン旅行中に子犬に噛まれ、ノルウェーの病院に入院した後、今月5月6日に狂犬病を発症したことで死亡したニュースをご存知ですか?


犬への狂犬病ワクチン接種は日本では「狂犬病予防法」で義務つけられた、違反すると罰金刑のある法律です。


この法律をもとにワクチン接種を義務化し、今 日本は世界でも数の少ない狂犬病清浄国です。


地図の青い色が清浄国です。


🔴そもそも、狂犬病とは何か?

狂犬病は、犬あるいは動物だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。


実は2006年にも日本人の海外旅行者がフィリピンで感染し、死亡した事例がありました。

🔴海外の狂犬病清浄国地域以外に行く予定のある方で狂犬病ワクチン接種をお勧めする方


拡大してご覧ください。

🔴感染の疑いのある方の対処法。


拡大してご覧ください。

この夏、海外旅行を計画し、清浄国以外で動物に触れあえる観光スポット、路上で犬が放し飼い、野生動物と簡単に触れ合える地域に行く予定のある方は、狂犬病は身近に感染しうる病気なのだとして認識し、日本にいる感覚で現地の動物を触らない事と、

ご自身への狂犬病ワクチン接種ワンちゃんへの狂犬病ワクチン接種について、「ワクチンに良いイメージがない」と思われている方は、今一度お考えください。


狂犬病について、詳しくは厚生労働省のHPをご覧ください。

ペットシッターサービス あんず

茨城県守谷市・取手市・常総市・つくばみらい市、千葉県柏市などを中心にわんちゃん、ねこちゃんのお世話をご家族に代わって行うペットシッター協会公認ペットシッター士です。

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